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テルゾ山中湖オーナーの皆さまへ

 

多くの方がお望みの、各住戸でのWiFi利用が総会で承認され、可能になりました。

理事会では以前より取り組んできましたが、残念ながらぴったりのサービスが見つかりませんでした。

当マンションのように古いマンションでは各住戸に光ファイバーを引き込むことができず、また別荘利用が大半であることから月々の利用料を支払うスタイルでは全住戸の同意が得られないという課題がありました。

 

この2つの課題を解決するサービスが見つかったのです。

株式会社ヤマダデンキと相談したところ、同軸ケーブル経由で各住戸内にWiFiルーターを設置することで、WiFiの利用が可能となる技術が専門メーカーのELECOMにより提供可能となっていることがわかりました。

但し、2つの条件があります。

1.当マンションの各住戸につながる同軸ケーブルではTVとUSENの2つのサービスが利用可能となっていますが、WiFiを使用するためには、USENの周波数帯が重複するためUSENの利用を全戸で取りやめる必要があります。

2.工事費が500万円弱かかります。しかし、マンションの修繕積立金の中から支払うことで、各住戸の月々の負担が0となります。10年間で考えると、1戸1か月500円台に相当し、現在各住戸が支払っているUSENの利用料である930円よりも少なくなります。

 

コロナ禍の影響で、住戸内でのインターネットを活用したパソコンやタブレット、スマホの利用が急速に増えています。WiFiが使えるようになることで、テルゾ山中湖にいながらにして、仕事や様々な社会活動・趣味の活動が可能な環境となることは、多くの方にとって望ましいことではないでしょうか。

不動産の価値も高まり、テルゾ山中湖の中古相場もUPすることが想像されます。一昨年開設した、テルゾ山中湖公式サイトの中でアピールしていく予定です。

 

【USENを利用されている方の不便はどうなるのか?】

30年前の機器であり、音質が悪い、利用できるチャンネル数が少ないとの声が居住者の多くから聞かれてきましたが、どうすることもできませんでした。

しかし、ブルートゥーススピーカー(数千円から2万円程度)または現在使われているスピーカーへの接続4000円程度の機器購入が必要)とインターネット音楽配信等の利用により、USENのサービスに比べ、格段にいい音質と豊富なコンテンツが無料または有料で利用することができます。ことで、インターネット音楽配信を再生することができます。家電販売店でご相談ください。

例えばTuneln Radioのアプリを使うことで、全世界の10万局以上のラジオ放送を無料で聞くことができます(画面に広告ありの場合)。その中にはクラシックやジャズなど様々なジャンルの放送があり、無料で自由に選ぶことができます。また、現行USENのスマホ版であるスマートUSEN(月額490円)では、1,000を超えるチャンネルから選曲し聞くことが可能です。

 

WiFiルーター設置などの簡単な工事は、消防点検と同様に、管理人さん立ち合いの元、10日以内の短期間で行うことで、コストを抑えます。リビングと寝室の両方にTV・USEN端子兼用のコンセントが2つずつ付いていますが、工事の作業量を削減するため、原則としてリビング側のコンセントの片方にWiFiルーターをつなげます。

 

2021年1月25日開催の臨時総会によって可決されました。工事は3月1日から10日に実施しました。

​​工事実施後にはWiFiが無料でご利用いただけるようになります。

まずは、WiFiの利用を可能とすることで、マンションの利便性を高めたいと思います。

富士山・山中湖をはじめとする周りの豊かな自然は、テルゾ山中湖居住者にとっての誇りであり、自慢です。

テルゾ山中湖での暮らしを豊かにしていきましょう。

ご理解をいただきますよう、よろしくお願いします。

テルゾ山中湖管理組合法人 理事会メンバーより

 

WiFiに関してご理解いただきたいこと

・制約のある中、導入すること。(普通のマンションにネットを敷設するわけではないこと。)
・利用状況によって将来的には増強を考える必要が出てくること。
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現在、7FにWIFIルーターを設置していますが、マンションへの引き込みは1Gbpsの光ファイバーを利用しています。今回のELECOMの独自技術による同軸ケーブルを利用した各戸のルーターの下りの予想値は提示されていませんが、モデムはWiFi5の規格に対応しており、マンション全戸で、ベストエフォートタイプの1Gbpsをシェアすることになります。利用者数、利用状況によりますが、動画視聴やZOOM利用には十分なスピードが可能となっています。

今回のWiFi検討に当たっては、各戸への光回線の導入やLANケーブル敷設等を、現地調査を依頼し検討しましたが、敷設のためには配管用の穴を各戸へ空けなければならず、築30年の当マンションでは、穴を空けることにより部屋と共用部を隔てるブロックが割れることが予想され構造上できないことが判明しました。また、電話線、テレビ用同軸ケーブルも配管の中に通しているのではなく、コンクリートに埋め込まれていました。よって、部屋へのネットワークは電話線、同軸ケーブルいずれかを利用せざるを得ず、電話線を活用するVDSLやG.FAST等検討しましたが、全戸一括で月額2~3000円を求めるサービスのみ利用可能で、年に数回、多い人でも月に数回利用する所有者の皆さんの賛同は得られないと判断しました。

当環境の中、各戸に月額負担の無い方法としてはTV同軸ケーブルの利用が唯一の選択肢となります。現在の各戸の利用状況からは、ピーク時のGW、お盆以外は大きな問題はないと考えていますが、一部の利用者の大量のデータダウンロード、DigitalTVの常時利用等により、影響を受ける可能性もあります。また、今後4Kテレビやオンライン会議の進展等により容量のひっ迫が予想される場合には、フロアのグループを分け光回線の増設やスピードの増強を検討します(追加コストはかかります)。

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